プレインヨーグルトなのに。
2006年 04月 07日
モントリオールからトロントへ転居してきてまるで違う国に来たかのような気分になるのは色々と理由があるのですが、まずは食べ物について。
モントリオールでは小さな食料品店(デパナと呼ばれています)が日本のコンビニのようにいたるところにあったのですが、トロントはそうような食料品店がとっても少ないのでなにかと不便です。モントリオールのあるケベック州はフランスの文化が色濃く、ある意味カナダから独立しているかのような独特な州なのでタバコもアルコールもとってもゆるやかなでデパナやスーパーで気軽に購入できましたが、トロントのあるオンタリオ州は規制が厳しくアルコールは州が経営するアルコール専門店にわざわざ行かないと手に入りません。ビール好きな私はモントリオールで頻繁にビールを飲んでいたのですが、トロントに来てからというもの、気軽に手に入らないという理由から全く飲んでいません(涙)
私はプレインヨーグルトが好きなので前回の写真に載せたようなジャムをすこしまぜて食べるのがだ~いすき。ということでヨーグルト事情!?についてすこしお伝えしますね。
スーパーに行くと乳製品コーナーにはたくさんのヨーグルトが並んでいますが日本のようにコーヒーゼリーやプリン、乳製品飲料はなくてとにかく多種類のヨーグルトだけがずらーーっと並んでいます。9割は果肉の入った色つきの甘~いヨーグルト!これがどうやら主流みたい。プレイン(無糖)のヨーグルトは端っこに隠れてひっそりとある感じ。プレインは種類も一種類くらいしかなくて、小さな食料品店や中くらいのスーパーでは甘いヨーグルトしか置いていないので大型スーパーかオーガニックを置いているようなクオリティの高いスーパーに行かないとプレインは手に入りづらいのが現状です。(まぁね、プレインにジャムを入れたらおなじことなんだけど、甘さの度合いが違うのです!それに色がついてるなんで気持ち悪いし・・・)
ヨーグルトは750ccのカップ(大きいでしょ!)のものと小さなパックが16個セットになっているようなものが主流。ピーチ、ブルーベーリー、ストロベリー等が入ったものやバニラ味と書いてあるものが多いかな。基本的にカナダのsweetsはどれを取ってもものすご~く甘いので、甘いものが好きな私でもおおざっぱな味と極甘な味に閉口してしまうことが多いのでおきにいりを見つけたら他の物には手を出さず同じ商品をリピートして常備するようになっています。スーパーには私が食べた事のないパッケージのかわいらしい商品や興味をそそる商品がずらりと並んでいるけれど、一度買って美味しいと感じたもの以外、あまり手が出せないのです。だってかなりの確率で失敗するんですもの~やっぱり日本人の繊細な味を見分けられる舌というのは世界どこを探してもあり得ないのだと思うもの。カナダって競合他社同士競い合うということがあまりないので同じものでも中身の改良やパッケージのリニューアルがあまりなく、賞味期限もあまり明確に記載されていないので古いものが回収されているかも不明、包装はまがって接着されていてもおかまいなし、お客さんは商品を平気で開封してまた戻したりしてあったりするので、気をつけて購入しないと古くて半分開封しているようなものを掴んでしまうこともあります。へんなニオイがするお店もたくさんあるし、陳列もぐちゃぐちゃ、値段表示もあいまい、商品が開封してばらばらに落ちていても平気で踏むし、物を食べたり飲んだりしながら商品を見て回るのも平気、犬の散歩中に一緒にお店に入ってくるのも平気なので、やっぱり日本は“管理がどこまでもきちんとされている国だなぁ”と思わずにはいられません。
私のおきにいりはこのヨーグルト。プレインなのですがサワークリームみたいにもったりクリーミー&濃厚なのです。
by chloe_chloe
| 2006-04-07 06:15
| Toronto -life-